この恋のとろける温もりを感じたい
耳に当てていた手を離しカラダを反転させると目の前にはスーツをビシっと着こなした王子様がクスリ笑っていた。
「っ貴崎(きざき)さん...」
「5日も経つのに連絡が来ないので...先手を打ちに来ました」
5日って、たったの5日ですよね?
「あっ...あの」
どうしよう、又言葉が詰まっちゃう。
「気にしないで、今日はデートの申し込みに来たんです。このまま忘れられても困るからね」