この恋のとろける温もりを感じたい
「どうしたの?蘭花ずっと上の空だけど」
それもそのはず、5時間前からずっと桃也さんの事ばかり考えていた。
「うんちょっと」
ふんわりとした気持ちでアレジメントをケースに入れ仕事を片付ける準備をしていた。
「蘭花、良い事あったのかな...」
私は、両手を唇の前で合わせ、凛ちゃんの方にクルリとカラダを向けた。
「あのね...実は、お昼に桃也さんが来て、デートの誘いを受けたの...」
「え、良かったね~で、何処へ行くの?」
「...今度の休み前の夜、夕飯でも食べないかって」