【完】神様のうそ、食べた。




「いい?」

たらふく食べた部長は、煙草をトントン指で叩くので頷く。
駅から5分ぐらいの場所にある普通の24時間のファミレスだったが、人も疎らで沈黙が重かった。

部長はそんなのお構いなしで、ハンバーグセットとミックスグリルと唐揚げを完食して、食後のコーヒーと煙草を味わっている。

私は、何故か部長が頼んだ抹茶パフェを満腹なお腹の中にちびちび入れていた。

――てか、部長はタクシーの人にココを迷わず教えてたけどよく来るのかな?

あ、子会社がある関係でよく来るのかな?

ってか、あ!!!

「部長、有沢さん! 合コン! 何で!」

言葉が纏まらなかった私に、部長は面倒臭そうに言い放つ。


「だから、お前は俺の質問に答えてからって言ってるだろ」

「し、質問ってなんですか!!」

フ―っ

深く煙草の煙を吐き出しながら、どんどん部長の目が鋭くなっていく。
説教する時は、もっと『怒ってます』オーラが出てたけど、今日の部長は淡々とつめたい感じで怖い。


身構える私に言った言葉は、想像していたどんな言葉より優しかった。
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