お前はもう、俺のモノ。




「笹木さん、ちょっといい?」



教室のドアの前のあたりで、男の子があたしを呼んでいた。


ん?

なんだろ。

ってか、あの人誰??


あたしの知らない人だよぉーーー!



「ゆうゆ、呼ばれてるよ?」



あたしは固まってて、那留に言われるまで行かないところだった。



あたしはゆっくりと立ち上がって、その男の子の方へ向かう。



「あのぉ?」



あたしがその人の顔を下からのぞいたら、男の子が真っ赤になった。


うぅ、なんで真っ赤になるの――??


あたしの顔がキモくて怒らせちゃったんだ......。



なんか萎(な)えるよ。




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