裏切り
「今日は皆さん思う存分楽しんでくださいね。新入生の私たちは今回の集いをきっかけにより交友を深めましょう。」由利亜が話終わった後は皆一斉に駆け出す。「もう、楽しみすぎるわ!愛!早く!ローラーコースターは一番人気なんだから!」「分かってるわよ」愛は笑いながら晴海について走る。今は午後の9時。歓迎会ほ夜から始まったのだ。普通昼間からじゃないの?相変わらずこの学園って変わってるわよね。気づけばローラーコースターの場所に到着していた。見上げれば乗り場までには浅い階段が高くならんでいる。頭上高くで既に乗っている生徒達の叫び声が聞こえる。生徒達は我先にと走りながら懸けていく。WINGローラ ーとかかれた光るネオンは愛にとって不気味に見えた。
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