いつまでも
本当に私はどうしてしまったんだろう。

名前も知らないこの彼のことが、ものすごく気になってしまう。


すれちがうたびに、何故か胸が高鳴る自分がいる。

先輩を見ている時に感じる、胸の奥がぎゅと締め付けられるような切なさとはまた違った感覚。


彼のことが知りたい。
姿を見るにつれ、その思いは増していく。


まずは名前。
それから。


どんな声をしていて、
どんな顔で笑うんだろう?

そして、あの日の君は、その瞳に何を映していたんだろう?


本当に訳がわからない。
思考が気持ちに追いつかない。
< 28 / 53 >

この作品をシェア

pagetop