魔女の瞳
『氷柱』の魔術。

私の魔力によって発生した氷の槍は、隙だらけの背中を晒すホムンクルスを串刺しにする!!

うめき声を上げるホムンクルス。

もがき、わめき、体液を撒き散らしながら苦しむ。

彼は氷の槍によって、地面に固定されている。

ちょうど昆虫採集の蝶のような形だ。

しばらくは痛みにうめいていたものの。

「…………」

やがて力尽きたのか、沈黙した。


「…ふぅ」

私はペタンと尻餅をつく。

危ない所だった。

私が想像していた以上の強敵だった。

「四門!」

修内太が私の所に駆け寄ってくる。

「すげえなお前、あの化け物をやっつけちまうなんて」

「…当然よ」

修内太に差し出された手を握り、私は立ち上がる。

偉そうに言ってはみたものの、修内太の無謀…いや勇気ある行動がなければ、私もホムンクルスは倒せなかったかもしれない。

「少しは見直してあげてもいいかもね、人間も」

私はそう言って微笑み。








「ごふっ…!!」







突然血を吐いた。

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