魔女の瞳
「こ…これは…」

魔術を行使した修内太自身が驚く。

勿論その驚きは私もだ。

まさかこの短時間で呪眼と適合し、己のものとして使いこなすとは。

しかも魔女でもない彼が。

…そんな彼の前で。

「!!」

再びホムンクルスが体を起こす。

何という耐久力だろう。

あれだけの魔術を浴びたというのに。

ホムンクルスは傷の痛みで怒り狂ったかのように雄叫びを上げる!!

そのホムンクルスに対し。

「いい加減におとなしくなれ!!」

修内太は呪眼での視線を向けた。

途端に。

「!!!!!!!」

今度は無数の風の渦を纏った矢が、ホムンクルスに突き刺さる!!

『風矢』の魔術。

驚きの連続だ。

普通魔術には『属性』というものがある。

人それぞれ得手不得手があり、その属性は大抵、地、水、火、風の四つに大別されるのだが…修内太は特異のようだ。

彼の属性は『矢』。

魔力を矢の形状にして放つ事に特化した術者なのだ。

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