一冊の手紙Ⅱ


「さっちゃんの迎え、私が行こうか?」

さっちゃんは妹のいない私にとっても、妹みたいな存在だった。
だから、仲良しでよく私が迎えに行くことがある。


「いいよ、珍しく彩葉とも帰れるし」


きっと、光輝にとっては何も考えずに言った言葉かもしれない。

でも、私にとっては凄い嬉しい言葉だった。


だから思わず、
「ありがとう‼」

そう言ってしまった。



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