一冊の手紙Ⅱ


声のした方向に案の定、昨日の先輩が立っていた。

出来れば会いたくなかった人。


「今日も来たの?もしかして、俺に会いに?」

それが当然かのような顔をしてそう言って来たので、鳥肌が立ってしまった。


なんであなたにわざわざ会いに来なきゃいけないんですか。

私がそう考えている横だ、少し嬉しそうな優衣がいた。



「あっ、じゃあさ、LINE交換しない?」

< 25 / 49 >

この作品をシェア

pagetop