続・幼なじみは、俺様KING!? -side王河-【完】
この花火、俺と乃愛のためと思って……。


野々宮から誘ってくれたんだもんな。


事情のわからない乃愛が心配するのは、当たり前だよな。


んー…。


仕方ない。


乃愛に電話させるか。


野々宮から直接聞けば、乃愛も納得するだろ。


「じゃあ、電話してみな。
野々宮に」


乃愛の手をとって、その手にケータイを握らせる。


すぐさま電話をかける乃愛。


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