恋のカルテ

「何が大丈夫なんだよ」

そういいながら恨めしそうに私をみつめる。

「そもそも高原が悪いんだ」

「どうして私のせいなんですか?」

訳が分からず聞き返す。

すると思いもよらぬ答えが返ってきた。

「高原とのキスが気持ちよすぎるから」

「……な、なに言ってるんですか」

「何って、高原も気持ちよさそうだったぞ。つい、調子にのって頑張りすぎて、力尽きて……キスだけで寝落ちなんてしちまった。なんなら今から続きする?」

「しません」

「どうして? そんな恰好のままだからそのつもりなのかと思った」

いわれて視線を落とす。

すると昨日脱がされたままだったことに気付く。

しかも下半身はショーツとストッキングだけ、という何ともなまめかしい恰好。


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