恋のカルテ

「……じゃあ、このお皿にサラダを盛り付けてもらえます?」

「分かったよ、加恋。って、なんか新婚みたいだな」

おどけたように言いながら私の隣に並ぶ。

「なに言ってるんですか。先生こそ私のこと好きにならないでくださいよ」

「ならねーよ、失礼な」

「ちょっと待ってください。失礼ってどういう意味ですか?」

「で、これをどうするんだっけ?」

上手くごまかされたきがする。でも、この日の夕食は楽しく作ることが出来たし、もちろん美味しく頂くことが出来た。

食べ終えると、私は先にお風呂に入らせてもらった。

食事の後片付けは先生がしてくれるという。先生はとことん圭人と張り合うつもりなんだろうか。


< 127 / 250 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop