恋のカルテ
「それでね、ここをクリックして登録ボタンを押すと完了。どう?」
「OKわかった。なんだ、簡単じゃん。教えてもらわなくてもこのくらいは出来たかもしれないな」
へらへらと笑う森くんに軽い殺意を覚える。
「殴るよ、森くん」
「……冗談だって。さて、帰ろうよ」
凝り固まった肩をほぐすように森くんは椅子から立ちがあって大きく背伸びをする。
「もう、これで最後にしてよ。これからは泣いても何しても教えてあげないからね」
「そんなこといっても結局、俺に優しいよね、高原さんは。あ、ねえ、夕飯付き合ってよ。もうこんな時間だし腹減ったでしょ?」
そういわれて腕時計を見る。