地球最後の日,君を愛そう
チュンチュン……。



鳥の鳴き声で目が覚める。



私、いつの間にか寝てたんだ…………。



起き上がり、時計をみると午前7時。



学校に行くつもりはない。



学校に行くたび上の連中に絡まれる。



まぁ、私が勝つけど。


そのせいでクラスの連中からも、けむたがられる。



私の存在はクラスにとって迷惑な存在。



それなら行ってやんないのが優しさでしょ?


この家の連中みたいに皆が皆、私を嫌う。



ケータイを見ると、メールが12件来ていた。




どれも過去にやった奴らだ。



「また遊ぼうよ~」

「いつヤらせてくれるの~?」

「今日ホテル行かない?」




メールを返すのもめんどくさい。



人間は欲望に忠実だ。


メールを見てくうちに、窓にガンッと石があたる音がした。




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