地球最後の日,君を愛そう
「………?」



反射的に窓を向く。

なにもない。



なんだ………気のせいか…………。



またガンッと窓に石があてられる。



気のせいじゃない………?!



窓を開けて、外を見る。




太陽が眩しく美華を照らす。



眩しくて思わず目の上に手をかざした。









「ひ~~らざきっっ!!」




太陽よりも明るく、元気な声が下から聞こえる。




下を見る、あいつ。




「相澤………陸也。」
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