地球最後の日,君を愛そう
美華が名前を言った途端、陸也の表情はさらに眩しさを増す。



「俺の名前、覚えてくれてたのーー?!」



かっと顔がほてるのがわかった。



コイツと居ると調子くるうなぁ………




「……………あんた何しに来たの?」




「何しに来たのって?」




「私昨日近寄らないでって言ったでしょ?」



きつく陸也を睨む。





こうしていれば、誰にも構われずにすむ。





コイツもきっと呆れてどっか行くに決まってる。




美華が睨みつけた途端、陸也は笑う。




「そんなの知らねえ。言っただろ?平崎が俺をどんなに嫌おうと、俺は平崎を助けたい。」




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