地球最後の日,君を愛そう
ホテルに入れば、後はもうどうでもいい。






ただ選んだ男の言うことを聞いていれば夜はしのげる。






簡単な事。






相手がすごいブサイクでも、やってる時は目をつぶれば平気。







現実から逃げれる、そんな気がするから。









「ねぇ。どこの部屋がいい?」






急かす様に聞いてくる男。







どんだけやりたいんだよ……。






「何処でもいいです。」







「そう?じゃあこの部屋で」







男が勝手に決めた部屋は一番安い部屋だった。







もっと高いのにしろよ……。







心の中で文句を言いながら部屋に向かう。









これがいつもの私の毎日。










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