地球最後の日,君を愛そう
「さぁ開いたよ入って入って♪」






男は部屋に入り美華を手招きしてる。





私は部屋に入ろうとした。






ガシッ。







入ろうとしたのに、誰かに腕を掴まれた。






「………?!」





勢いよく振り返ると少年が腕を掴んでいる。






「何してるの平崎?」





黒い大きな瞳が美華を捕える。






…………誰?!
なんで私の名前知ってんの?!








少年は美華と同い年くらい、小柄でよくみると美少年だ。






こんな人知り合いにいたっけ……?
前やった奴……?!
でもこんな若い人は今まで記憶にないし………。







頭の中はパニック状態。





だめだ……おもいつかない……。
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