【完】 Squall ~いくつもの恋をして~
「ねぇ…他に英語話せる人も知り合いもいないからてっとり早く私にした?」
話していて思った疑問をぶつけてみた。
そしたら、何言ってんのお前的な顔をして
「ほんとは理沙の事、ボストンで見てる」
「え?」
セミナーに参加したときもトライアルの時も研修の時も補佐だった課長は私を見かけていたらしい。
何をとっても日本人の私がネイティブな英語を話し
ボストンで就職を探しているとなれば自分と同じ環境の人間だと想像したそうだ。
それでも日系かな?って思いながら
日本語で「浅木さん」と声をかけたら
「はい」と返事をしたらしい。
まったく私の記憶には残っていなかった。
はいと返事が出来たらしい自分にもびっくりだ。