甘い夜の過ごし方~小悪魔なアイツ~
「...ありがとう」
「え?」
「だから、ありがとう」
城崎くんは、動いている手を止め天井を見てからクルンと椅子を私の方に向けると
「明日プレゼンが無事終わったら今週末デートしようか」そう言って座ったまま私に手を伸ばすと頬を撫でた。
城崎くん、ごめんね。
頬に触れている城崎くんの指に触れ軽い息を吐くとコクリと頷き視線を合わせたのだった。
・・・寒い。
会社を後にしマンションに帰ってくると寒気を感じソファーに座りながら体温計で熱を測ると38度近い熱。