甘い夜の過ごし方~小悪魔なアイツ~
「覚えてませんか?」
覚えていませんかって言われて覚えてるなんて言えない。
まして覗きみしたなんて、部署の皆に知られたら信用ガタ落ち。
いや、それならマシかもしれない。
欲求不満女なんて呼ばれた日には、この会社に居られない。
っもう、どうしてこんな時に?
赤くなっている頬を下に向けたままシラを切る為、何もなかったように集めたゴミ箱を片付けようとした。
「葉月・・・もう会ったのか?」
はい?