甘い夜の過ごし方~小悪魔なアイツ~
「そ、そんな...僕も葉月さんには助けてもらってます。あ~そこのベンチに座りましょうか?」
田中君は、私をベンチに座らせると隣に座った。
なんだか変な気分。なんだろう弟と一緒にいるみたいに気が緩む。
「葉月さんって・・・こやって見ると女を感じます」
「そうかな~?」
「だから~僕...葉月さんの事...」
次に出てくる言葉が分かるような気がした。
だって田中君の瞳が潤んで照れくさそうに私を見つめたから。
「私・・・田中君の事、弟みたいに癒されるな~って思うよ。なんて言うのかな・・・」