甘い夜の過ごし方~小悪魔なアイツ~
一樹の動きが止まると周りを見渡す。
『ホテルって・・・』
『もう、終わりね』
『何言ってるんだよ、今マンションに行くから待ってろよ』
『来なくてもいいわ、傍に居るから』
スマホを切ると一樹の傍に歩いて行く。
本当は帰ろう、そう思っていたはずなのに心とカラダは別々に動き先へ先へと行ってしまう。
でも足取りは軽かった、もう終わりにしようって思っていたから。
何も未練は無い・・・きっと。タダ3年という時間が寂しく思っただけ。