別世界。
そうやって、何だかんだで遂に2階の、こんなところが学校の校内にあるか?って感じの場所にたどり着いた。
中にはソファーとテレビがあって、まるで校長が座るかのような机と椅子が6人分並ぶ。
「ここって何をする場所ですか?」
「何をする場所ですかって、君が3年間を過ごす場所だよ。」
うん、そう。また意味不明発言。
「まぁまぁ、まずは中に入って!」
「こちらに、どぉぞぉー。」
そう言って1人が椅子を引いてくれた。
私は恐る恐る座った。
「えっとじゃあまず、最初に、君は橋口美月ちゃんで間違いないね?」
「はい…一応そうです。」
「じゃあ、まず、君のクラスメイトになっちゃう人たちを紹介するよ。」
「何だよ!なっちゃう人たちって!」
「あー、すまんすまん。また面倒くさい言い回しをしてしまった。」
「もういいじゃん!誰からする?」
「じゃ、俺から時計回りな。」
「えーーー、じゃんけんで決めようよー。その方が楽しいじゃん。」
「てめぇは黙ってろ!!」
「あのぅ!!!」
「………」
「皆さんは一体何者ですか?何かさっきから意味不明な発言ばかりで、アタシ、自分の置かれてる立場がまだよく分かってないって言うか、むしろ全っ然分かってないんですが……。」
「あははっ!ごめんごめんご‼」
「まず君はこの学校に合格して、入学する権利を得た。そして、今日その入学式のためにこの学校に出てきた。」
「そしたら、校門の人だかりに違和感を感じ、よく見るとそこには得体の知れない5人組がいた。んでもって、その5人組に突然話しかけられた。」
「こいつらだれや。と思っている内に、意味のわからない場所に連れてかれ、全く、まったくもって、自分の置かれてる立場を分かっていない。」
「はい。」
「んじゃ整理しよう。君の分かっていないことは、俺たちが何者かってこと、ここはどこかってこと、そして、特待優等生が何かってことで、良いのかな?」
「はい。」
何だろう、さっきから淡々と話してるけど、ものすんごい要約が繰り返されてるような感じは。てか私の心読みすぎ。理解しすぎ。
「俺たちの淡々とした要約ぶりに驚いてるでしょ。」
「え、あ、はい。」
「こいつ文系だからなぁ。さすがや。」
「まぁな。んーだらこの調子で要約続けまっせ。」
中にはソファーとテレビがあって、まるで校長が座るかのような机と椅子が6人分並ぶ。
「ここって何をする場所ですか?」
「何をする場所ですかって、君が3年間を過ごす場所だよ。」
うん、そう。また意味不明発言。
「まぁまぁ、まずは中に入って!」
「こちらに、どぉぞぉー。」
そう言って1人が椅子を引いてくれた。
私は恐る恐る座った。
「えっとじゃあまず、最初に、君は橋口美月ちゃんで間違いないね?」
「はい…一応そうです。」
「じゃあ、まず、君のクラスメイトになっちゃう人たちを紹介するよ。」
「何だよ!なっちゃう人たちって!」
「あー、すまんすまん。また面倒くさい言い回しをしてしまった。」
「もういいじゃん!誰からする?」
「じゃ、俺から時計回りな。」
「えーーー、じゃんけんで決めようよー。その方が楽しいじゃん。」
「てめぇは黙ってろ!!」
「あのぅ!!!」
「………」
「皆さんは一体何者ですか?何かさっきから意味不明な発言ばかりで、アタシ、自分の置かれてる立場がまだよく分かってないって言うか、むしろ全っ然分かってないんですが……。」
「あははっ!ごめんごめんご‼」
「まず君はこの学校に合格して、入学する権利を得た。そして、今日その入学式のためにこの学校に出てきた。」
「そしたら、校門の人だかりに違和感を感じ、よく見るとそこには得体の知れない5人組がいた。んでもって、その5人組に突然話しかけられた。」
「こいつらだれや。と思っている内に、意味のわからない場所に連れてかれ、全く、まったくもって、自分の置かれてる立場を分かっていない。」
「はい。」
「んじゃ整理しよう。君の分かっていないことは、俺たちが何者かってこと、ここはどこかってこと、そして、特待優等生が何かってことで、良いのかな?」
「はい。」
何だろう、さっきから淡々と話してるけど、ものすんごい要約が繰り返されてるような感じは。てか私の心読みすぎ。理解しすぎ。
「俺たちの淡々とした要約ぶりに驚いてるでしょ。」
「え、あ、はい。」
「こいつ文系だからなぁ。さすがや。」
「まぁな。んーだらこの調子で要約続けまっせ。」