別世界。
「ここの学校には『特待優等生』って言うシステムがある。これは、聞いての通り、成績優秀な生徒がなれるものなんだ。おそらく、君が入試の得点開示をすれば、全ての疑問は解ける。きっと、自分が入れるわけがないって思ってるだろうからね。」

「僕達も一緒についてってやるよ!」

「そして、晴れてこの特待優等生に選ばれ、3年間をここで、俺たちと共に、過ごすことになったわけよ。」

「しょーゆーこと。」

「あー、そして俺達は見ての通り、この学校の特待優等生ってわけだ。おわかり?」





「はい。わかりやすーい説明、ありがとうございました。」



「それじゃあ、自己紹介とするか。」


「よっ!待ってました‼」
「で、順番どうする?」
「だからじゃんけんって!」
「お前は黙ってろ。」


「俺からやるよ。」
「え、兄貴からやるのか。そんじゃ仕方ねぇ。我慢してやるよ!」
「てめぇいくつだよ。」
「んーー??17歳だけど、精神年齢は8歳ぐらいかな?」
「自分で言うな。」




「もぅ良いだろ。自己紹介させろ。」
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