悪夢の少女

「出血がひどいわね…

とりあえず、傷口を水で流しましょう。」

如月先生は私を保健室の中にある水道まで促すと

「ちょっと痛いけど…我慢してね。」

そう優しく言って私の右手を水にあてる。

「………っ」

冷たい水が傷口にあたり、とても痛い。

でもだんだんと感覚が麻痺し、痛みを感じなくなった。

「これくらいでいいかな。」

キュッと水道の水をとめると

如月先生は私を椅子に座らせた。
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