悪夢の少女

「…瑠李、大丈夫。

私達は、捕まらない。絶対。

それに…

私達一族は滅んだことになっている、

だから、大丈夫。

心配しないで。」

瑠李の不安を和らげようと、

私はそう言って微笑んだ。

「うん。

そうだよね。

少し心配しすぎちゃった。」

いつものようにニカッと笑い、

舌をぺろっとだす瑠李を見て、

もう一度頬が緩んだ。
< 350 / 388 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop