モテるんは俺の趣味やっ!
あたしが内心首を捻りながら前を向くと、すでに西門が見えていた。
話に夢中になっていて全く気づかなかったけど、いつの間にか大学の構内に近づいていたらしい。
あたしは門の中に入ろうと、身体の向きを変えた。
でも、その瞬間、後ろから、「なぁなぁミサキー」とたっちゃんが甘えた声であたしを呼んだ。
「なに?」と振り返ると、たっちゃんは妙に情けない顔をして、西門を通り過ぎた先のほうを指差している。
「えらい歩いたから、俺しんどなってもぉたわー。
そこの公園でひと休みしていこーやー」
「はぁっ!?」
たっちゃんの発言に、あたしは度肝を抜かれる。
「なにあほ抜かしとんねん!!
あんたが自分で、こないへんぴなとこにあるコンビニ来たい言うたんやんけ!!
付き合わされたんはあたしのほうや、せやのにあんたが疲れたとか、ほんまわがままなやっちゃな!!」
いくらあたしの堪忍袋の緒が比類なく頑丈やからって、そろそろ切れてまうで!?
でもたっちゃんは、そんなあたしの剣幕をものともせず、えへへと頭を掻きながら照れたように笑う。
話に夢中になっていて全く気づかなかったけど、いつの間にか大学の構内に近づいていたらしい。
あたしは門の中に入ろうと、身体の向きを変えた。
でも、その瞬間、後ろから、「なぁなぁミサキー」とたっちゃんが甘えた声であたしを呼んだ。
「なに?」と振り返ると、たっちゃんは妙に情けない顔をして、西門を通り過ぎた先のほうを指差している。
「えらい歩いたから、俺しんどなってもぉたわー。
そこの公園でひと休みしていこーやー」
「はぁっ!?」
たっちゃんの発言に、あたしは度肝を抜かれる。
「なにあほ抜かしとんねん!!
あんたが自分で、こないへんぴなとこにあるコンビニ来たい言うたんやんけ!!
付き合わされたんはあたしのほうや、せやのにあんたが疲れたとか、ほんまわがままなやっちゃな!!」
いくらあたしの堪忍袋の緒が比類なく頑丈やからって、そろそろ切れてまうで!?
でもたっちゃんは、そんなあたしの剣幕をものともせず、えへへと頭を掻きながら照れたように笑う。