この思いを迷宮に捧ぐ
くすくすと楽しそうに笑いだして、「いや、ぜってーこんな迷宮に閉じこもってるよりおもしろいって」とまで付け足すから、千砂は唖然とした。


そういうもの、だろうか?
世間一般には、それがよくある思考回路なのだろうか?

まさか。
まさか、とは思うけど…。


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「ただいま戻りました」

坡留の声で、千砂は、デスクの書類から顔を上げた。

坡留をひそかに遣って、城下町で昔話に見立てた調査をさせたのだ。
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