この思いを迷宮に捧ぐ
賑やか。
確かに、翠がいると、思わぬことばかり起きる。ここでもそうだったのかしら。
千砂は、おかしくなって笑った。
颯という、騒々しい道連れができたこと、彼のお陰で、坡留の貴重なふくれっ面をみることができたこと。
陛下が笑ってる。
坡留は、思わずつられて微笑んだ。
横で見守る翠も、千砂の楽しげな笑顔が嬉しくて、やっぱりこの距離で彼女のそばにいようと決めた。
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