黒うさぎからの招待状
「うちは今まで、ずっとエイミーの玩具だった。ある日、エイミーに言われたの。『お前を自由に、他の人間と同じように生活させてやる。そのかわり、面白そうな人間(オモチャ)を連れてこい』って。うちは、嬉しかった。ずっと、暗い部屋に閉じ込められていて。外に出れる、自由に生活できる。そう思うと、人間(オモチャ)探しに夢中になってた。」
「…その、面白そうな人間(オモチャ)がアタシ?」
林檎は、無言で頷いた。
「霊感がケタ外れで、そのわりには、幽霊とか信じなくて。エイミーに話したら、そいつで決まりだって。」
「…。」
「珠璃と会った時から、珠璃の運命は決まってたの。」
「なっ…?!」
「うちと珠璃が仲良くなったキッカケって席が隣だったからでしょ?あれは、エイミーがそうしてくれたの。せっかく見つけた人間(オモチャ)を逃がしちゃダメだからって。」
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