吸血鬼少女と孤独な少年〜魔法学園編〜


どうやら決戦ということで審判が入るみたい



ふふっと、不敵な笑みを浮かべるローズ先生



相手側の入口には顔を伏せてる南雲君が待機していた




観客席からは色々な声が上がっている





「三木さんを降参させた立花さんの戦い楽しみだなあ」




「立花さん可愛くて強いとか、最強じゃね?」





「立花様、頑張れー!」




などなど、ほとんどが私に対しての応援だけど、
南雲君に対しての悪口を言っている人達の言葉を聞き逃さなかった




おそらく南雲君には聞こえていないだろう、
吸血鬼は人間よりも遥かに身体能力が優れている




故に聞きたくない言葉まで耳に入ってしまうのだ



< 141 / 181 >

この作品をシェア

pagetop