リベンジ!〜大変身は、恋の始まり⁉︎〜
ほんの少し。
いや、もしかしたらかなり。
ショックを受けてる自分がいた。
傘を返しに来ただけとはいえ、あんなにも緊張していたのに二人きりではなかったし。
かなり女慣れしていそうな青山さんのプレイボーイ感と、ライトな女性とのやり取りを目の当たりにしたせいか、なんだかドッと気分も沈んでいく。
ほんのりと抱いていた憧れのような恋心は、あっさりと砕けてしまったような気がした。
だんだんこの場にも居づらくなってきた。
もう、さっさと傘を返してここを出ることにしよう。
「あ!あの!私ちょっと予定がありまして」
そう言いながら、立ち上がる。
「なので、お借りしてた傘、返しておきますね!」
そして青山さんに借りていた傘を手にしようとした。
手にしようと………
って、えぇぇっ⁉︎ない!
ない?
何でないの?
自分の周りを見渡し、傘を探す。
あっ、入口の傘立てにでも置いたかな?
いや、でもそんな記憶はない。
そうは思いながらも慌ててお店の入口へ向かい傘立てを見てみた。
……なんで。やっぱりない。
私、傘どこにやっちゃったの⁉︎