リベンジ!〜大変身は、恋の始まり⁉︎〜



「ありがとうございました〜」


紙袋を手にお店を出た時には、外にはもうあの青山友樹の姿はなかった。


ホッと胸を撫で下ろし、私は足早に家路につく。



絶対にこのワンピースを着る!なんて勢いでこれを買ってしまったけど。

一体いつになれば着られるようになるんだろうか。

買ったからにはなんとしてでも着れるようにならなきゃな…。


それであの性悪男も、いつかギャフンと言わせてやる。

出来ることなら、もう二度と会いたくなんてないけど。



腕にかけた紙袋が揺れるたび、なんとしてでも痩せてやるという強い意志が生まれていく。



っていうかあの双子……絶対おかしいよね。


兄の青山さんは良い人だけど、女関係はゆるそうで軽い人っぽいし。

あの弟は弟でいちいち偉そうだし嫌みったらしくて腹がたつし。


見た目だけじゃん、あの双子の良いところなんて。


「バッカみたい」


家につき部屋に入ると同時に、独り言がこぼれた。



今日買った傘は健太から青山さんに渡しておいてもらおう。

あの双子がジムに来る日は火曜と木曜の午後からだったっけ?


だとしたらもう、あのふたりに会わないためにはその曜日だけは私は午前中だけのトレーニングにしようか。


青山さんにも、あの弟にも、もうなるべく関わりたくはないから……。


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