リベンジ!〜大変身は、恋の始まり⁉︎〜



先ほど入社式をしていた場所とは打って変わって、ここはもうパーティー会場そのものだった。


立食だとは聞いていたけど、こういういかにも本物のパーティーという雰囲気は、ドラマでしか見たことがない。

真っ白な帽子をかぶったシェフの姿に、色とりどりの料理。

バイキング形式とはいえ、まるでどこかの高級ホテルのようだ。


会場の中を見渡すと、小さな丸いテーブルが一定の間隔で置かれていて、それを囲むようにいくつもの輪が出来ている。


「す、すごいね……」

「ねーっ!本当、さすが青山商事!って感じだよね」

「あっ、っていうかみんなは⁉︎」


いつの間にかそばにいるのは田中美琴、彼女だけになっていて、私はキョロキョロと視線を動かしていた。


「みんなはほら、あそこ。あははっ、本当にお腹減ってたんじゃない?」


そう言って笑った彼女の指差した先を辿る。


すると、手に持っているお皿にたくさんの料理を乗せている同期達の姿が見えた。

< 246 / 407 >

この作品をシェア

pagetop