リベンジ!〜大変身は、恋の始まり⁉︎〜
だけど部長は何故か何も言わず、私からすぐに目をそらした。
なんなの?脱げって言うから脱いだのに。
なんか一言くらい言うでしょ、普通?
と、その時だった。
また部屋のチャイムが鳴ったかと思ったら、部長は勝手に私の部屋のドアを開けにいった。
「あ、時間結構ギリなんで急ぎめでお願いします」
そしてドアの向こうの誰かと話をしているかと思ったらそのまま部屋から出て行ってしまい。
「失礼しまーす」
部長と入れ替わるように、一人の女性が部屋の中へと入ってきた。
や、ちょっと待って誰?
「6時までに3階に降りなきゃいけないみたいなんで、とりあえずあと25分しかないな…。ってことで、ちゃちゃっとやっちゃいましょ!」
や、だから誰?
ちゃちゃっとやるって何を!?
「カーラーは温めてきてるんで。はい、じゃあ座ってくださいねー」
「えっ、や、あの」
訳がわからないまま強引に椅子に座らされた私は、その人にいきなり髪をとかれ、いきなり頭にスプレーをかけられた。
それから次々とカーラーで髪を巻かれ、巻き終えたかと思ったら今度は顔をジーッと見られ、その直後には勝手にメイクが始まっていた。
全くよくわからない状況だったけど、私は超高速でヘアメイクをされている。理由は、6時までという時間が迫っているから。
それだけは理解できた。