リベンジ!〜大変身は、恋の始まり⁉︎〜
「コウ、また綺麗になったわね」
「本当⁉︎嬉しい〜!」
この女性は、相沢さんとも顔見知りなんだ。
「ところで彼女はコウのお友達?」
抱擁を交わす二人を見ていると、女性と目と目があった。
「あ、彼女はね、青山商事で友ちゃんの部署で働いてる、真琴ちゃんっていうの。もう友達だよ、今日から」
「ふふっ、そうなんだ。初めまして、真琴ちゃん。私はシャイニーの取締役をしてます、青山チエです」
あ!この人が!シャイニーの社長なのか。
まだ30代半ばくらいで若く見えるのに。ただただすごいなぁと、漠然と感じた。
「はっ、初めまして!大月真琴です」
「真琴ちゃんは、シャイニーのコンセプトをよくわかってらっしゃるのね」
えっ?シャイニーの…コンセプト?
「そのワンピース、とても似合ってるわ。エレガント、フェミニン、エイジレス。あなたはどれも兼ね備えてる。うちのワンピースを理想的に着こなしてくれてありがとう」
「やっ、とんでもないです…そんな勿体無いお言葉…私なんかに…」
「謙遜なんてしなくていいの。綺麗なものは綺麗だし、私は率直に伝えただけだから。それに…」
チエさんはそう言うと、チラッと周囲に視線を向ける。
「さっきから視線を感じない?」
「視線…ですか、や、あんまり…」
「そう?みんなあなたのこと見てるわよ?とくに男性の出席者なんてあなたがこの会場に入ってきた時から声をかけようとソワソワしてるみたいだし」
わっ、私に声!?
「でも隣に友樹や大樹がいるからかしら?そのタイミングがなくて困ってるようだけど」
チエさんはそう言うと、再びクスッと笑う。