ミク。
彼は、悪い事など一つもしていないのに、素直な光を宿した瞳だけ向けてきて、謝罪して来た。
【ごめん、なさい…】
嘘なんか絶対につけない者だけが宿せる光と涙でアメトリン色の瞳を濡らして、ただ今ここに居る自分を想い、謝罪してくれる。
【‥私……ユキの事、ユキじゃないから全部‥‥分からない…だから、】
だから、ごめんなさい。と云って泣いてくれた。
それから陽菜は、涙と胸の痛みで少女のような可愛らしい白い顔を歪め、ぐしゃぐしゃにしながらこんな事を云ってくれた。
【ユキのあの人達見て…すぐ分かった…っ…ユキ…‥ユキが、すごく痛くて泣きたくなるよーな事する‥‥わ…ワルい奴等なんだって、分かったの!分かったのに………私、何も出来ないっ…‥っごめんね!?】
余計、ぶわっと涙を溢れさせて泣く陽菜に温められて、ユキの中でささくれ立っていた気持ちが溶かされてゆき、好きな子を想う涙が美しい漆黒の瞳から徐々に溢れてくる。…‥自分は、こんなに好きな子に、何をしているんだろう?と。こんなに良い子を泣かせて、罪も責任も無い事で謝らせて、何を考えていたんだろう?と。
「‥陽菜…」
【~だから、して?】
「………、」
【ユキが痛くて、泣きたくなった同じこと‥‥私にもしてよっ!】
「っ……‥!?」
【だって、分からないからダメでしょ?‥私…‥ユキを分かってあげたい!分からないのヤダっ!!】
「…‥」
【ねぇヤダぁ…分からないのヤァ!分かりたいよぉ‥!!!】
ついに堪え切れなくなり、せきを切ったようにわんわんと声をあげて号泣しだした陽菜を、ユキは沸き上がる気持ちのまま彼が壊れてしまいそうなくらい強く、腕に、胸に、抱き締めた。
【ごめん、なさい…】
嘘なんか絶対につけない者だけが宿せる光と涙でアメトリン色の瞳を濡らして、ただ今ここに居る自分を想い、謝罪してくれる。
【‥私……ユキの事、ユキじゃないから全部‥‥分からない…だから、】
だから、ごめんなさい。と云って泣いてくれた。
それから陽菜は、涙と胸の痛みで少女のような可愛らしい白い顔を歪め、ぐしゃぐしゃにしながらこんな事を云ってくれた。
【ユキのあの人達見て…すぐ分かった…っ…ユキ…‥ユキが、すごく痛くて泣きたくなるよーな事する‥‥わ…ワルい奴等なんだって、分かったの!分かったのに………私、何も出来ないっ…‥っごめんね!?】
余計、ぶわっと涙を溢れさせて泣く陽菜に温められて、ユキの中でささくれ立っていた気持ちが溶かされてゆき、好きな子を想う涙が美しい漆黒の瞳から徐々に溢れてくる。…‥自分は、こんなに好きな子に、何をしているんだろう?と。こんなに良い子を泣かせて、罪も責任も無い事で謝らせて、何を考えていたんだろう?と。
「‥陽菜…」
【~だから、して?】
「………、」
【ユキが痛くて、泣きたくなった同じこと‥‥私にもしてよっ!】
「っ……‥!?」
【だって、分からないからダメでしょ?‥私…‥ユキを分かってあげたい!分からないのヤダっ!!】
「…‥」
【ねぇヤダぁ…分からないのヤァ!分かりたいよぉ‥!!!】
ついに堪え切れなくなり、せきを切ったようにわんわんと声をあげて号泣しだした陽菜を、ユキは沸き上がる気持ちのまま彼が壊れてしまいそうなくらい強く、腕に、胸に、抱き締めた。