ミク。
~…‥数分後、ユキはプレゼントが気になって仕方なく降参した陽菜を連れて、ここ長い間は討伐によってこびりついた血を軽く流す為の水浴びと、夜ある作業をして気分を紛らわせてから寝る為だけに使用していた隠れ家にやって来て、なんだろ?とドキドキしながら真剣な表情で正座して真後ろで待機していた陽菜に手作りでやや大きい頑丈な木箱の中に隠しておいたある物を取りだし、差し出してこう云った。
「あげる。」
【これ…】
「縦琴だよ。一緒に歌うのに僕のギターと同じのが欲しいって何度も云ってたから、造ってた」
【‥もしかして、いつも私が寝たら居なくなって帰ってたの、これで?】
「まぁ、そうかな…。けど同じギターだと味無いし、陽菜は着付けと日本舞踊特技だから琴が合う。だから縦琴にした」
すると、感窮まったといわんばかりに無言でうつむいて、ポタポタと大粒の涙を溢れさせ、真下の冷たい土の床に落とし、吸い込ませてゆく。
「陽菜…」
何事だ?まさか、そんなにも同じギターに拘っていたのか?と僅かに焦ったユキは彼が涙しだした真相を確めるつもりで声を掛けると、差し出されて受け取った縦琴をぎゅうっと、とても大切そうに胸に抱いた彼から小さく震える声で今日、この瞬間まで一人胸の内に溜め込んでいたらしい事を聞かされる。
【…‥ありがと‥‥私、ごめんなさぃっ!ユキが毎日、いつも寝た後いなくなるから……時々ね、知らない奴等に朝から晩までコビうんなとか‥秋冬の神様は夜くらい女の子と遊びたいんだとか…っ…なんか、色々で………だからっ‥だから陽菜、せめて起きてる時間だけ…一緒に居てくれる時間だけ、いつもちゅーして貰いたくて‥だから出会いの華園に………っ、ユキ!ごめんなさぃ‥!!】
「あげる。」
【これ…】
「縦琴だよ。一緒に歌うのに僕のギターと同じのが欲しいって何度も云ってたから、造ってた」
【‥もしかして、いつも私が寝たら居なくなって帰ってたの、これで?】
「まぁ、そうかな…。けど同じギターだと味無いし、陽菜は着付けと日本舞踊特技だから琴が合う。だから縦琴にした」
すると、感窮まったといわんばかりに無言でうつむいて、ポタポタと大粒の涙を溢れさせ、真下の冷たい土の床に落とし、吸い込ませてゆく。
「陽菜…」
何事だ?まさか、そんなにも同じギターに拘っていたのか?と僅かに焦ったユキは彼が涙しだした真相を確めるつもりで声を掛けると、差し出されて受け取った縦琴をぎゅうっと、とても大切そうに胸に抱いた彼から小さく震える声で今日、この瞬間まで一人胸の内に溜め込んでいたらしい事を聞かされる。
【…‥ありがと‥‥私、ごめんなさぃっ!ユキが毎日、いつも寝た後いなくなるから……時々ね、知らない奴等に朝から晩までコビうんなとか‥秋冬の神様は夜くらい女の子と遊びたいんだとか…っ…なんか、色々で………だからっ‥だから陽菜、せめて起きてる時間だけ…一緒に居てくれる時間だけ、いつもちゅーして貰いたくて‥だから出会いの華園に………っ、ユキ!ごめんなさぃ‥!!】