ミク。
さて、そんなユキが珠里夜の家に休暇を無事貰えた報告と、陽菜の本番前の練習に付き合ってあげるつもりで一時帰宅した隠れ家から五法星を使って彼女の家に抜けると肝心な彼女は正午のニュースを見ていて、とり合えず着物に着替えてどうしようどうしようと緊張しているだろうと思っていた彼は朝と同じ私服で台所に居て、簡単ランチの本を読みながら昼食を造っている所だ。
「二人共…何悠長な事してんですか?」
大会で十五才以外の容姿の者は十四時開場。十五時競技スタートとなっていたハズなのに、正午十二時である現在時刻に何も準備していないとはどういう事かとユキは顔をしかめたが、近くだった珠里夜から掛けられた言葉で更に驚かされてしまう。
《おかえりなさい。貴方の旅行準備は大会欠席の春が終わらせたから昼食後はゆっくり御昼寝して下さい。》
「欠席!?」
《そう。》
「‥なんで欠席なんかさせたんですか?」
《さぁ?春が一人で勝手に欠席届けを書いて誰かに頼んだらしいから、それ以上の真相を私が知るワケ無いでしょ?》
~‥という事は…‥つまり、また動物の友達を呼んで、よりにもよって病気でも無いのに欠席届けを彼女に無断で書き、代わりに届けるようにと頼んで行かせた現場がリアルに浮かんだユキは叱りたい気持ちを抑えて台所で鼻歌を奏でながら三人分のフライドポテトとツナサンドを造っていた彼に近付いていく。
「二人共…何悠長な事してんですか?」
大会で十五才以外の容姿の者は十四時開場。十五時競技スタートとなっていたハズなのに、正午十二時である現在時刻に何も準備していないとはどういう事かとユキは顔をしかめたが、近くだった珠里夜から掛けられた言葉で更に驚かされてしまう。
《おかえりなさい。貴方の旅行準備は大会欠席の春が終わらせたから昼食後はゆっくり御昼寝して下さい。》
「欠席!?」
《そう。》
「‥なんで欠席なんかさせたんですか?」
《さぁ?春が一人で勝手に欠席届けを書いて誰かに頼んだらしいから、それ以上の真相を私が知るワケ無いでしょ?》
~‥という事は…‥つまり、また動物の友達を呼んで、よりにもよって病気でも無いのに欠席届けを彼女に無断で書き、代わりに届けるようにと頼んで行かせた現場がリアルに浮かんだユキは叱りたい気持ちを抑えて台所で鼻歌を奏でながら三人分のフライドポテトとツナサンドを造っていた彼に近付いていく。