【完結】 甘い罠〜幼なじみは意地悪女~
「准、お昼は昨日の残りでいい?」
「うん」
「じゃあ、夜は何にしようかな?」
腕組みしながら悩んでいる美沙に准がリクエストした。
「和食がいいな」
「やっぱり、准って、変わってるよね〜。
准くらいの歳で和食がいいなんて言う人なかなかいないんじゃない?
普通、ハンバーグとか、唐揚げとかリクエストするんじゃないの?」
笑いながら話す美沙を見ていた。
「一体、どこ調べやねん」
「さぁ?私の勝手なイメージ」
「なにそれ」
ハンバーグも唐揚げも好きやけど、なんとなく美沙が作る和食が食べたかったんや。
なんでやろう。
自分でもよくわからん。
「わかったよ。じゃあ、夜は和食ね」
なんだかんだ言って、俺のリクエストをきいてくれるんよな・・・そんな所が好き。
キッチンに向かう美沙の後ろ姿に向かって、心の中から告白をしていた。