そっと鍵をかけて。
「? なんだかご機嫌だね?
いい夢でも見てたの?』
「ーそうね、とってもいい夢だったわ。
もう起きたくなくなるくらい。」
『お、そんないい夢だったの?いいなー
帰ったら教えてよ、どんな夢だったのか』
「…だめ。誰にも教えたくないもの」
『そんなにいい夢だったの? まあ、なんにせよご機嫌でよかった。
あ、バスが来たから、切るよ。』
「…うん、わかった。
じゃあね。 ーバイバイ。」
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