俺様と双子達

唇を離したら美羽に泣かれた…。



泣かせちゃった…。



「悠陽なんて大嫌い!!」

「美羽!!」



美羽は荷物も持たずに部屋を飛び出してしまった。



俺が美羽を泣かせた…。



罪悪感とモヤモヤした気持ち…。



本当に俺達の関係は終わりかもしれない…。



今まで仲良くしてきたのに…。



「ごめん美羽…。」



莉里と気まずくなったりしねぇかな…。



ってか大嫌いって。



マジねぇわ…。



美羽の鞄と自分の鞄を持ってカラオケを出た。



携帯も置きっぱなしだし…。



莉里に頼むしかないよな。



美羽に合わせる顔がねぇよ。



家に帰ったら日向からサクチャンに連絡してもらおう…。



鞄と携帯は明日学校に持ってくって…。



あぁ…。



俺、マジねぇよ!!



ナシナシ!!