地味子ちゃん改造!?~私と彼らのラブゲーム~
そして来ました部活動。



時間が経つの早い。
いつもは遅い、早く経てとか思ってたのに、今はその逆。



私は入るのをためらい、未だに体育館入口で立ち止まっていた。



………入りたくない。



直人くんは既にこの体育館の中。
知り合いが1人しかいないのが…うう。



あ、寒くなってきた。
風さん、私を体調不良に!!



「おい」



はぁ…
やっぱり行くしかないか。



「おい…」



1・2・3で入ろう、そうしよう。
1…2…



「おい!!」



「ぎゃー!!……あ」



後ろを振り返ると、そこにはいつぞやの怖い人が仁王立ちしていた。



凄く機嫌悪そう!!(泣)



「あああああの!!すっすみませんでした!!」



「謝る位なら無視するな」



「はっはいいい!!」



こここ怖い!!
逃げたい、けど逃げたらまた怒られる。



「この俺様から逃げられると思うなよ?」



怖い人に肩をガッシリと掴まれてしまった。



覚悟しよう。
死ぬ覚悟、しよう(泣)



「おい、お前」



「はっはい…」



「俺様は喉が渇いた。だから、飲み物買ってこい。いいな?」



「はい…」



パッパシりされました…
けど、あんな俺様で威圧感たっぷりの人に逆らえない。



私はトボトボと自動販売機まで歩いていった。




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