優雅に舞う天使と花(加筆修正版:更新中)
だって、昨日私は電話で

転属異動願の申請を優雅さんに却下されたから。

『余計な事をするな』と言われて悲しかった。

啖呵を切ってしまい、優雅さんに迷惑をかけたけど

どうして申請してはいけないのか

挑戦してはいけないのかわからない。


難しい挑戦だとしても

私は優雅さんの傍にいたくて仕方なかった。

ずっとずっと考えていた事だった。


挑戦する権利は与えられてるのに

どうして優雅さんはあんな事を言ったんだろう。

私が優雅さんの傍にいたいのをわかっていながら

優雅さんも私と同じ気持ちなら

どうしてあんなに否定的な事ばかり言われたんだろう。

何が余計だったんだろう。

何がいけなかったんだろう。

また泣きそうになった時

「……俺のせいだな。」

と、優雅さんはポツリと呟くと

私の両手を一旦離してすぐに

自分の両手で私の両方の頬を包むように触れながら

「……舞花。
明らかに俺が悪い…俺のせいだ。
今回の事も今までの事も…。
転属異動願を考えるまで追い詰めてしまった。
今まで悪かった…気づいてやれなくて本当にごめんな。」

と、切なそうな表情で私を見つめながら

謝罪の言葉を口にした。

「……優雅さん。」

私の両頬に優雅さんの手の体温の温かさを感じた。
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