Love lost child
優しい言葉なんて信じられない。。。。
そして現在のあたしは真理亜と口も聞けなくなった。宮城とはまだ体を重ねる日々が続いている。真理亜の気持ちをわかっているのに宮城からの欲望を受け入れてしまっているのはやっぱり寂しいからなのかな?

「ホームルーム始めるぞー」

そんなことを思いながら窓の外を眺めていれば教室のドアが開き先生ともう一人後ろから入ってきた。

「今日は転校生がいる自己紹介しろ〜」
「はーい西村塁斗ですよろしく☆」
「席は。。。。増村のところが空いてるな?そこに座れ~」

あたしは先生の話も聞かないまま窓の外を眺めていた。そしたらガタっと音がして横を向いたらこっちを見てくる男の人の顔があった。

「増村さん?よろしくね♪」
「。。。。ど。。。。どうも。。」
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