恋するリスク
「ふふ、そうだったらうれしいです。」
笑顔でかわすと、「また来ますね」と言って夏目さんの部屋を後にする。
(・・・ドキッとしちゃった。)
土曜日のことを思いだし、少しだけ顔が熱くなる。
シャツを返し忘れたことは、佐藤くんにまだ、伝えていない。
佐藤くんからも、まだ、連絡はない。
わざとらしかったかな、と、そんな気がして、恥ずかしくて言いにくい。
佐藤くんも・・・同じだろうか。
それでも、今日あたり連絡したほうがいいかな、と考えながら廊下を歩いていると、「すみません」と後ろから声をかけられた。
「はい?」
振り向くと、805号室の多田さんの奥さんが、申し訳なさそうに頭を下げる。
「主人が枕にお茶をこぼしちゃって・・・。」
「ああ。大丈夫ですよ。すぐ換えますね。」
部屋で待っていてくださいと付け加えると、私は病棟のすみにあるリネン室へ向かった。
(えーと、枕と枕カバーと・・・シーツも持っていっとくか。)
笑顔でかわすと、「また来ますね」と言って夏目さんの部屋を後にする。
(・・・ドキッとしちゃった。)
土曜日のことを思いだし、少しだけ顔が熱くなる。
シャツを返し忘れたことは、佐藤くんにまだ、伝えていない。
佐藤くんからも、まだ、連絡はない。
わざとらしかったかな、と、そんな気がして、恥ずかしくて言いにくい。
佐藤くんも・・・同じだろうか。
それでも、今日あたり連絡したほうがいいかな、と考えながら廊下を歩いていると、「すみません」と後ろから声をかけられた。
「はい?」
振り向くと、805号室の多田さんの奥さんが、申し訳なさそうに頭を下げる。
「主人が枕にお茶をこぼしちゃって・・・。」
「ああ。大丈夫ですよ。すぐ換えますね。」
部屋で待っていてくださいと付け加えると、私は病棟のすみにあるリネン室へ向かった。
(えーと、枕と枕カバーと・・・シーツも持っていっとくか。)