恋するリスク
ゆっくりと時間が流れる、土曜日の朝。
基本的に検査や入院がない土日は、いつもこんな雰囲気だ。
看護師の数も少ないし、医者も基本は当直だけ。
事務員さんも看護助手さんもいないので、ナースステーションもがらんとしている。
もちろん、暇というわけでなく、やらなきゃいけないことは山のようにあるのだけれど。
それでもなぜかゆったりと感じる土日の日勤は、いつもより患者さんに向き合える気がして、私は割と好きな勤務だ。
入浴介助三昧の午前中の業務を終えると、患者さんたちの昼食の準備に取り掛かった。
栄養部が運んでくれた配膳車を受け取ると、最初に配る病室の前に停車しておく。
(今日のメニューはなにかな?)
3列6段に分かれている配膳車の中を覗く。
(ん?)
右一列のお盆にだけ、全員バナナがのってない。
(えーと・・・みんな、食事制限ない人たちだけど・・・。)
その日のリーダーを務める後輩の渋谷さんに報告してから、私は栄養部へと連絡を入れる。
基本的に検査や入院がない土日は、いつもこんな雰囲気だ。
看護師の数も少ないし、医者も基本は当直だけ。
事務員さんも看護助手さんもいないので、ナースステーションもがらんとしている。
もちろん、暇というわけでなく、やらなきゃいけないことは山のようにあるのだけれど。
それでもなぜかゆったりと感じる土日の日勤は、いつもより患者さんに向き合える気がして、私は割と好きな勤務だ。
入浴介助三昧の午前中の業務を終えると、患者さんたちの昼食の準備に取り掛かった。
栄養部が運んでくれた配膳車を受け取ると、最初に配る病室の前に停車しておく。
(今日のメニューはなにかな?)
3列6段に分かれている配膳車の中を覗く。
(ん?)
右一列のお盆にだけ、全員バナナがのってない。
(えーと・・・みんな、食事制限ない人たちだけど・・・。)
その日のリーダーを務める後輩の渋谷さんに報告してから、私は栄養部へと連絡を入れる。