恋愛遭難★恋は水もの〜パツンと教訓!〜
あれから、ベッドの上で身を固くして扉の前を見ていた。
その後、何も変化は無かった。
ーーー気のせいだ。なんかいると思った私が変だ。いる訳がない。
いや、あってたまるか!
18歳になるまで、霊とか見なければ一生そういう類のものは見ない。そういう言い伝えだか、都市伝説だかがあったはず。
自慢じゃないが、18歳、いや今まで霊なんかとはご縁が無い。霊感も無い。無くて良かったと思っていたのだ。
それなのに……。
カーテンを開けると部屋が明るくなった。扉の前もよく見える。
ーーーほら、何も無い。
扉の前に歩きかけた時、ピンポーンとチャイムが鳴り、飛び上がるほどに驚き転がるように玄関に走った。