恋愛遭難★恋は水もの〜パツンと教訓!〜

あれから、ベッドの上で身を固くして扉の前を見ていた。


その後、何も変化は無かった。

ーーー気のせいだ。なんかいると思った私が変だ。いる訳がない。

いや、あってたまるか!

18歳になるまで、霊とか見なければ一生そういう類のものは見ない。そういう言い伝えだか、都市伝説だかがあったはず。

自慢じゃないが、18歳、いや今まで霊なんかとはご縁が無い。霊感も無い。無くて良かったと思っていたのだ。

それなのに……。



カーテンを開けると部屋が明るくなった。扉の前もよく見える。


ーーーほら、何も無い。

扉の前に歩きかけた時、ピンポーンとチャイムが鳴り、飛び上がるほどに驚き転がるように玄関に走った。


< 115 / 223 >

この作品をシェア

pagetop